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接着


貼らなくても良いのです。そして貼り方も色々です。
素材にあった糊を知ることが一番です。しかし同じ素材でも、大きさが違えば作業の仕方が違い、使う糊も違ってきます。

最初は、小〜中サイズ(葉書〜A3位まで)の絵を貼れるようになりましょう。


1.スティック糊(弱粘着) 2.スティック糊 3,4.合成糊 5.でんぷん糊 6.ボンド

素材にあった糊を選ぶ

自然素材のでんぷん糊(紙)

和紙とでんぷん糊は千年以上の歴史に証明された相性抜群のペアです。
和紙につけた糊は繊維の間に入り目立たないので、貼った紙の上から塗っても大丈夫です。
普通は貼る紙の裏に糊をつけますが、台紙に糊をつけて上から和紙をかぶせる、という方法で貼ります。
でんぷん系の糊の接着力は水素結合によるもので、接着強度は弱〜中です。同じく水素結合している紙に向いている訳ですが、紙以外には使えません。紙とでんぷんは互いに分子構造も似ているのです。
水に弱いのが弱点ですが、水で剥がすこともできます。
東アジア地域では、主食がでんぷん質の米などだったので一般的な接着剤ですが、欧米ではあまり使われていません。
安全でエコロジカルな接着剤。


安全で強力なボンド(紙、木、布)

白い色が特徴で接着力は強力、安定した糊です。乾かないうちは水に溶けるので、でんぷん糊に混ぜて強度を増すこともできます。
開発されてまだ100年にはなりませんが、変質せず長い間の保存に耐えそうです。
乾くと皮膜ができて光ってしまいます。木、紙など染み込む素材に使えます。


手軽なスティック糊(紙)

切ったものを次々貼っていく時に便利です。
乾きが早いので、小さいものに使います。
はみ出す目立ってしまうので、切った紙の裏につけ、それを台紙に貼ります。
手軽で子供にも使いやすい糊です。何年も経つとはがれてくることがあるので注意。
水分の少ない合成糊です。


合成糊(紙)

透明な液状で、スポンジのついた容器で手軽にぬれる事務用品です。
アラビアゴム糊といわれますが、本当のアラビアゴムではなく性質の良く似た合成糊が使われることが多くなりました。
水分がたっぷりなので、薄い紙だと伸縮して波打ってしまいます。
アラビアゴムは薄い黄色の透明な液で、乾いた後再び水をつけると元の状態に戻るので、その性質を利用して切手の糊に利用されてきました。
乾くと皮膜ができます。
合成糊は透明ですが、色をつけたものもあります。


素早く貼れて便利なスプレー糊(万能)

吹き付けるにはコツがいります。ゴム系で水を使わないので皺にならず、素早く貼れます。
腰のある紙に適し、表面がつるつるしているもの(ビニールなど)にも使えます。
早いと2〜3年で変質してしまうので、長く保存しておくものには向きません。 イラストなど原稿となる絵の場合に使われます。  


簡単に強力接着する、ホットメルト糊
(紙、布、金属箔、大きなもの)

熱で貼るタイプのシート糊。最初にきる紙の裏に貼り付けておき、切った後にアイロンで台紙に貼ります。貼るときの扱いが楽なので大きいサイズの絵に便利です。
水を使わないので皺になりませんが、熱に弱い素材(ビニール、化学繊維、クレヨンなど)には向きません。布などはほつれを押さえるので扱いやすくなり、薄い紙の補強にもなります。
接着力は強力で、変質しないので長く楽しむ絵に使えます。値段が高いのが難点。


剥がして貼る、粘着シート(平面)

裏に粘着剤がついているプラスチックシートで、転写という独特の貼り方をします。
粘着剤はつるつるの面には強力に密着するので、看板や広告などによく使われます。
転写用のシートが高価なので(自作できます)一般的ではありませんが、もっと使われて良い素材です。  


動物性の膠(にかわ) (皮革・布・木)

日本ではあまり使われなくなりました。ヨーロッパでは一番ポピュラーな接着剤でしたが、近年はボンドや合成糊が多いようです。
動物性のカゼインという物質で、普段は固形で、水分を加わえて煮溶かします。手間がかかるので敬遠されるようです。
乾くと非常に硬くなり強固な接着力を発揮します。
水彩絵具・日本画の岩絵具の接着成分です。


その他

プラスチック、ビニール、金属などは専用の接着剤を使います。

貼り方

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